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Bccのはずが誤ってTo送信に 福島市が外国人材雇用事業所のメールアドレスなど漏えい

福島市は、外国人材を雇用している事業者に送信したメールの送信方法を誤り、個人情報を漏えいさせる事案が発生したと公表した。

福島市は12月9日に、外国人材を雇用している68の事業所に対して、医療機関の受診方法や多言語による行政情報に関するメールを送信した。この際、宛先設定をBccにすべきところ、Toで送信してしまったため、事業者同士がお互いの事業者名やメールアドレスを知ることができる状態になってしまったという。

メールを受信した事業者からの情報提供で事案が発覚し、福島市は各事業者に電話で謝罪するとともに、メールの削除を依頼した。

福島市では今後、メールを送る際には宛先設定を確認することや、送信前に複数の職員でのダブルチェックを徹底するなどして再発防止に努めるとしている。