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実はすごかった!福島県のしょうゆ 全国品評会で入賞数最多の日本一に キーマンを直撃

福島県民なら誰でも知っているであろうものを、とことん掘り下げる「フカマル」
今回は、福島県のしょうゆについて。

◇【動画で見る】実はすごかった!福島県のしょうゆ 全国品評会で入賞数最多の日本一に キーマンを直撃

世界の調味料しょうゆ

福島県二本松市の国道4号線沿いに、「世界の調味料しょうゆ」と書かれたひときわ目立つ看板がある。この看板が目印の「福島県醤油醸造協同組合」は、しょうゆ王国・福島の中心的な役割を果たしている。

実は福島県はしょうゆ王国

2023年で50回目をむかえた全国醤油品評会で、福島県からは10点が入賞!都道府県別の入賞数日本一に輝いた。福島県の日本一は2年ぶり3回目となる。

日本一なのに扱いが小さい!?

福島県で日本一といえば日本酒。2022年まで、全国新酒鑑評会で9回連続金賞受賞数日本一を獲得。2023年は10連覇を逃したものの、大々的に報じられた。それに比べてしょうゆは扱いが小さい!!...醤油業界はどう思っているのか?「業界全体で頑張っているということに関しては、ぜひ今後も注目していただきたい」と、組合の理事兼工場長の紅林孝幸さんは、少し控えめに話す。

基になる生揚醤油を製造店へ

日本一の秘密がきっとあるはず!ということで、工場を案内してもらった。ここでは、小麦の焙煎や麹の熟成など行っていて、しょうゆの基になる「生揚醤油」を福島県内58の醤油製造店に供給している。これは「生揚生産協業方式」と呼ばれ、福島県が国内で初めて導入した画期的な生産方法だという。

香りが大事

続いて案内してもらったのは、麹を熟成させる「麹室」。甘い香りが漂っている。この「香り」が、紅林さんがしょうゆ作りで大事にしているポイント「色と香りは確かめて合格したものが外に出る。私が最後、ちゃんとチェックしてOKが出たものを出す」と紅林さんはいう。

これまでにない商品の開発も

「しょうゆ作り」に全力で向き合う紅林さんは、これまでになかった商品も開発した。その一つが「ハラールしょうゆ」。アルコールや豚肉を口にできないイスラム教徒のために7年前から製造・販売している。また「ごちソース」は、しょうゆと味噌をブレンドして、マイルドな和風ソースに仕立てた自信作。

日本酒業界に追いつけ追い越せ

日本一獲得に新商品開発と、一見 順風満帆にみえるが、これまでの道のりは決して楽なものではなかった。紅林さんの呼びかけで2011年に発足した勉強会では、参加者同士が意見を交わしながら切磋琢磨。一歩も二歩も先を行っていた福島県の日本酒業界に、追いつきたいという思いがあった。紅林さんは「その成果が12年間で10点の入賞という。これは非常に勉強会の意義が出てる」と評価する。

連覇の際には盛大に

今や全国から注目される存在となった福島県のしょうゆ。2024年の品評会で連覇を果たした暁には...「やるのであれば、みなさん呼んで表彰状を持った形で、県知事にもお祝いしてもらいたいな。恥ずかしがり屋さんが多いが、自分たちのやっていることが、こんなにすばらしいことなんだとわかっていただけるチャンスじゃないかと」と紅林さんは話した。

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