テレビ番組サタふく

【こおりやまnote】#3 郡山市湖南町で地域おこし協力隊が奮闘中!

郡山市湖南町に9月14日、新しくオープンした「農Café baikamo(バイカモ)」。地域おこし協力隊の古川公望さん(29)が、東京での勤務を経て地元福島に貢献したいという思いから開いたお店です。カフェ名の由来となった「バイカモ」は清流にしか生息しない植物で、花言葉は「幸福になります」。古川さんは地元食材を生かしたメニュー提供のほか、湖南町の伝統工芸「山ぶどうのつる細工」の継承にも取り組んでいます。

自然を活かした温かみのある空間

「湖南自体も自然が豊かな場所なので、その緑と木を活かした温もりのある空間にできればいいな」と古川さん。店内には温かみのある木の壁や観葉植物が配置され、テラス席も用意されています。
カフェ内では古川さん自身が手掛けた山ぶどうのつる細工も販売。「郡山市で唯一雪深い地域なので、冬の手仕事として山ぶどうのつる細工が盛んだった」と伝統継承に力を注いでいます。耳につけているイヤリングも山ぶどうを使った手作り品です。

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地元食材を使ったメニュー

地元の食材を中心に使用したメニューが自慢。秋のおすすめは「ずんないシイタケと生ハムのピザ」。チーズがたっぷり乗った程よい塩加減で、しいたけの旨みが引き立ちます。また「ブルーベリースカッシュ」は自家製のブルーベリーを使用した甘くて華やかな飲み物です。

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地域の拠点となるカフェに

古川さんは「地元の方に夜は酒場として集まる場所として、また外の方が湖南町を知るきっかけとなる交流拠点になれば」と思いを語ります。地元の「ぐるっと湖南伝承会」の菅野洋子さんも「こういう所ってなかなかないので、本当にバンザイです。公望さんを応援していくつもり」と話します。
今後は「お酒を飲んだ後に帰り足がないお客様のために宿泊施設を作って、この町を満喫できるような仕組みを作れれば」と新たな展開も考えています。

<農Café baikamo(バイカモ)>
【住所】郡山市湖南町中野字向町2747
【営業時間】11:00~21:00 ※17:00~18:00休憩
【定休日】インスタグラムに掲載
◇ずんないシイタケと生ハムのピザ S1400円 M2500円
◇ブルーベリースカッシュ 700円(食事とセットの場合は600円)

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お知らせ
野村・大久保(のむくぼ)コンビを今年もよろしくお願いします!
サタふくは2025年4月で45年目に突入しました!さらにパワーアップしてがんばります!!
次回の放送内容
10/25(土)
・LIVEAZUMA2025閉幕!スペシャルドリンクどうだった?出演アーティスト情報
・登山家田部井淳子さんがモデルの映画!主演吉永小百合さんからのメッセージ
・となりの駅「南福島駅」のとなりへ!