漁師が講師に 震災を知らない世代へ311を伝える特別授業 中学生が聞いて味わって東日本大震災を知る
「消防団が『津波来るから逃げろ』っては言ったんだけど、実際問題、あんなのがくるとは思ってないのよ」
福島県北塩原村にある裏磐梯中学校では、福島県相馬市の漁師を招いて特別授業が行われた。
この日、参加した8人の生徒のうち一番年上の3年生が2011年生まれ。港を飲み込んだ黒い波も、福島県内の漁業が受けた打撃も、記憶には直接残っていない。
「今の漁獲量に回復するまでどのくらいの時間が?」
「半分くらいだと思います。震災前の」
福島県内の人口・約171万人のうち14歳以下は10.4%、震災後に生まれた世代が1割を超えている。(※2月1日時点:人口171万65人)
15年前の「あの日」を学んだあとは、相馬市でとれた『あおさ』の天ぷらと味噌汁で"福島のいま"を味わった。
生徒たちからは「震災が改めて本当に悲惨なものだったのだと感じた」「前まではちょっと遠い感じのイメージだったけど、今回当事者の方からお話を聞いてすごく身近に感じた。現実的な話に感じられた」「結構な時間がかかって海も綺麗になったりとかしてるので、いま食べられているということが奇跡のように感じられる」との声が聞かれた。
奇跡のような今を感じて。震災から15年を迎える。
















